posted 月曜 8th 6月 2009 at 7:39 am(午前) by ytakano
春
春というと、日本酒が目覚めるシーズン。なぜなら日本酒は12月から3月まで造り続けていて、
4月頃にできたての日本酒が出てくる。
その年のお酒の出来を見ながら味を楽しむのもいいし、日本は入学式とか花見とか・・・
特に花見は日本酒でやるもので、酒を飲みながら花びらが散ってくるのを見て、
美しさとものの哀れさを感じるのが日本の伝統文化でそれを楽しむのは、ビールではおかしく、
ワインも何となく場違い。やはり、それは日本酒。
それも、絞りたてできたての新酒の生酒を飲みながらするのが一番。
お勧めは、「茜さす」長野県佐久で造っている無農薬有機栽培の
酒枚で造った純米酒の生酒で、花を愛でながら飲む日本酒としては非常にすばらしく、
なぜならこの酒は深く柔らかく、包み込むような優しさを持っていて、
その場を盛り上げてくれるからです。
夏
夏は甘酒。今それは忘れ去られているんですが、それは夏の季語なんですね。
それでその甘酒というのはどういう風に造るかというと、日本酒を造るときにお米を蒸して
それに麹菌を繁殖させて麹菌の酵素を使って、澱粉を甘く変えていくんですね。
その、蒸したお米が麹菌によって甘くトロトロ溶けた状態の、その本来の甘さが本来の甘さ。
で、それを冷たく冷やして飲むのが甘酒のいいところです。
でも、なぜそれを夏に飲むかと言うと、
甘酒というのは人間に必要なアミノ酸の成分が多く含まれていて、
少なくとも栄養ドリンクよりは遙かに有効なアミノ酸を含んでいることが多いです。
昔の人はそれを知ってか知らずか、夏、体力の落ちてくるときには
その甘酒を冷たく冷やして飲んで元気を回復していたという感じです。
今、殺伐とした世の中で夏と言えばビールになるんですが、ビールというのは身体を冷やすし、
体調が万全でないときに飲むとおなかの調子を壊したりするので健康的な生活をしたいのであれば
甘酒がお勧めで、特に女性は甘酒さえ飲んでいれば夏は肌が荒れることはあり得ません。
秋
ワインの新酒のシーズン。一番早いところは9月、次いで10月。
フランスのボージョレーヌーボーは11月なんですけど、
秋は世界中から立て続けにワインの新酒が出きて来て、
だいたいそれを飲むとその年のブドウの出来が推測できるといいます。
更にその年の天候とかあるいはその様々な気象条件がワイの中に出来ているので、
濃いなと思ったときにはよく陽が当たっていたし、サラサラして軽やかだなと思ったときには
やや日照時間が短い年と言うことになっていて、そのことをワインを飲みながら楽しむこと。
それから、ボージョレーヌーボーをはじめいろいろな新種のお祭りがあるんですけど、
それはワインにとってお正月なんですが、新しいワインの幕開けを祝う事が出来るので、
お正月におとそを飲むようにワインの新酒を飲んだ方がいいと思います。
冬
冬はクリスマスとお正月があるので、これは間違いなくシャンパン。
発泡酒のワインというのは場を盛り上げてくれますね。
なぜ盛り上げてくれるかというと、発泡酒は通常のワインよりも倍の酔い方をするからです。
なぜなら炭酸ガスは含まれているアルコール度数の倍あけの酔い方を助長する能力があって、
ビールはアルコール度数が6%なんですが、酔ってくる理由はなぜかというと、
炭酸ガスの影響で、12度になるからです。
そして、シャンパンはもともとアルコール度数がだいたい13〜13,5%あるので、
それはアルコール度数に換算すると27度くらいの度数のものを飲んだときと
同じ酔いを発生するということになります。
ですので、「今日は時にお祝い」とか、「今日はすばらしい日だよ」とか、
そういう日にはシャンパンは常識。
でも、日本はそういう習慣はないですけど、心を許してもいい、大好きな人と飲むべきもので、
だから映画の中では大好きだな・・と雰囲気の時に必ずシャンパンが出るのはそういうことです。
理由は簡単で普通以上に酔うからです。