posted 月曜 8th 6月 2009 at 7:35 am(午前) by ytakano
銘柄 :: 六地蔵の夜仕事(ろくじぞうのよしごつ)
鹿児島県の薩摩半島に頴娃町という町が、有名なさつま富士の開聞岳のすぐ麓にあるんですが、
そこに福本さんという芋の苗木の天才的なプロがいて、
その人の作った苗木でないといい芋ができない。
芋とは、連作障害が起きるのでいい苗を使っていかないとならない。
福本さんは完璧な苗を作っていくことで有名で、当然苗が完璧なので
すばらしいお酒ができるのですが、福本さんのところまでわざわざ行って
「あなたのところの芋畑はどこが一番いいんですか??」
と聞いたら、「六地蔵」といって、それは畑のすぐ近くに室町時代の6角形の石柱が立っていて、
そこにお地蔵さんが刻んであるんですね。
通称その町の人たちはみんな、お地蔵さんがいる六地蔵の畑といっているし、
ではその六地蔵の芋だけ使った芋焼酎で、午前中に採った芋をお昼から午後すぐに仕込む。
芋は地面から掘り出したら1分でも、1秒でもすぐに仕込まないと香りが洗練されないので、
そこは徹底的にやって、さらに日本で1社しかない錫性の蒸留機で蒸留します。
なぜなら鈴が日本酒や焼酎を含めて、すべてのアルコール料に対して最も優しい金属だからです。
その芋焼酎の原酒を「六地蔵のお仕事」という名前で出してます・・・
で、なぜかわからないけど、
「なぜ、こんなに芋がおいしいかというと
お地蔵さんが夜中に芋畑で芋を一生懸命おいしくなるように作業しているから・・」
という物語を私が勝手に作って、ラベルにはお地蔵さんたちが芋を掘ったり
畑を耕したりしている、農作業している絵を描いていただいて、
それをラベルとして張ってお酒を売っています。
原酒なのでアルコール度数は37度くらいありますが飲んだ感じはとても優しく、半分冗談ですが、
この焼酎を飲んでいれば悪いことをしても救ってもらえる・・・という風に言われています。