posted 月曜 8th 6月 2009 at 7:44 am(午前) by ytakano
長野県の最南端の阿智村清内路地区の「あかね大根焼酎」
この、清内路という場所は山が迫っている道路も結構急だし、農地も少ないし、
人口も800人しかいないような非常に小さな村で、特産物はあかね大根しかない。
それで、そのあかね大根の焼酎を造るという事を元清内路地区の村長の桜井村長が言い出して、
あかね大根焼酎を造りました。でも、ものすごくまずく誰も飲まなくて、どうしようもなくて、
「これを何とかしてくれないでしょうか? 」
と頼まれたので、そのあかね大根焼酎を世に出すためのいくつかの仕掛けをしていきました。
まず、何か料理との相性がいいものはないかと言うことで、全ての調味料の味をチェックして
あかね大根焼酎がおまんじゅうとチョコレートと嵩は相性がいいと言うことを発見し、
まんじゅうとチョコレート以外は食べてはいけない焼酎で行こう!!と・・・
それで、人間てそういう風に言われると非常に興味もって、
「おまんじゅうにしか合わない焼酎ください」という感じで来て、
後は「おまんじゅうとチョコレートととしかあわないよ」と言うことを説明できる人でないと
売ってはいけないというきまりを作って、桜井村長が「その説明が出来る酒屋さんですね?」
と言うことを認定した酒屋さんにしか売らせない」と言う決まりを作り、更に香りが強くて、
とても飲みづらかったんですが、それを樫の木の樽に入れて熟成させることによって、
多分、ウィスキーとかブランデーっぽい特殊な焼酎が出来るだろう・・・
という私なりの推測があったので、その樫の木の熟成をさせました。
それで、今までは「あかね大根焼酎だ」と言っていたものを、ラベルを変えて、
樽熟成をしていないものを「あかねちゃん」、樽熟成をした焼酎を「大人になったあかねちゃん」
という名前にして発売して、大人になったあかねちゃんは予想通り、樽熟成をさせたので、
どこかスコッチウィスキーのような感じがするんです。
それでヒットして、発売2日で売り切れるという状態が続いている。
で、その後フランスのワイン用だった樫の木の樽を・・・
じゃ、スペインのシェリー用の樽を・・・
まぁ、いろいろな熟成の樽も研究したりして、大人になったあかねちゃんは、
村おこしのブランド化の成功事例として日本中から評価されています。